本文へスキップ

いずみでは子どもの成長を見守ります。つくばみらい市古川1478、いずみ学院

書写・書道program

小学校で、なぜ毛筆の指導をうけるのでしょう

 毛筆で練習するのは柔らかい感触を身に付けるができる。

硬筆で「正しく整った読みやすい文字」が書けるようになる。

 毛筆

  姿勢や筆の持ち方 ・ 筆使い ・ 点画の接し方 ・ 交わり方

  文字の中心、画と画の間

 硬筆

  姿勢や鉛筆の持ち方 ・ 筆順 ・ 文字の組み立て方

  文字の大きさ、配列

1,筆のおろし方
 短筆の場合は元まで、3p以上の長い筆は3p位までおろす
 全体を十等分して、半分の5までのところまで使用する
2,横画 一 を書く場合十等分1つ分たけ筆をつけ、3つ分までを
突き刺すようにする。
言葉で言うとき 1 3 突き刺すようにし右へ 4(中央) 5 と書くそ
の時腕は動かず、自分の体を移動する。基礎が出来れば腕の移
動だけで欠けるようになる
理由 最初腕だけで書くと手首を曲げて親指を押すようになり 5
のとめが形の良い45度にならないからです。(なぜ突き刺すよう
にと言うやり方は後でわかります。)
 (縦画書く場合も同じように 1 5 と突き刺すように体ごと後へ
ひく。腕だけでひくと左側に曲がってします。)

3,上記の書き方で 日 書いて見ましょう。
 1画目は縦棒ですから 1 5 縦棒 2画目は 1 3右へ4 5と
とまり、そのままの力で縦棒を引く。(2画目書くときの場合小学生
縦棒は 5です。横棒は 3ですから縦棒の中から書きはじめる。)
3画目・4画目も同じように書く (3・4画目の横棒の終わりは 5縦
棒も 5 なので接すたところで止まっても、縦棒の中に入ってもか
まわない。)

4,書の様な横画の多い字についての書き方
簡単に三で説明します。最初は筆にはたっぷり墨が 付いていま
すので、太く書けます。
2画目はすこし少なくなったので、すこし細くします。三画目は二画
目よりも細くします。
 1.2画目は同じ長さ 三画目は1.2画目は長さの倍です。間隔
もほぼ同じが良い、出来ない人は1・2画目を広くし2・3画目をすこ
し狭くする。(定規で、はかつたように等間隔がベストですが、私達
には出来ませんので、最初に書く画を太く書き、だんだん細くして、
間隔も狭くなるように書けば良い。 書のように二画目が長いからと
言って太く書くのでなく、一画目が一番太い)

筆順は大切でおりますが、小学生と、中学生から高校で学習する
筆順が違う字があります。字の形態が変わります。

山、 口 のように3画以内で終わる字は最後が出る。
3画以内の横並び三列の 楽 のような字は中央から書き、4画以
上の横並び三列の 興 のような字は左から順に書く

 字は右上がり、又最後は右下がりが安定してします。砂の上に字
を書いても、黒板に字を書いても右上がりになります。書いて見て
はいかがですか。腕を伸ばして黒板に横線を書いて見ればわかり
ます。誰が書いても右上がりになるので、右上がりの字がきれいに
見えるのです。

漢字は、縦に書くようになっていますが、私達は字の筆順が左から
書くようになっているので、無意識の内に左の方へ曲がったり、線
を引いて書いても、曲がっているように見えたりします。なぜでしょ
う?一つ一つの字の中心が、腕だけで書いているので、左にすこし
づつずれて書いているのです。まっすぐに書くようにするには、一つ
一つの字の中心に対してすこしづつ右側にかくことです。

書写とは

 昭和33年に臨教審で小中学校は習字から書写指導に変わりました。当時、筆からペン、鉛筆へ移行するようになり、毛筆の柔らかい筆使いで硬筆ができるように学習するようになりました。
 硬筆でも丁寧に「正しく整った読みやすい文字」を書写しましょう。